はじめに
こんにちは、女神です。
愛される女シリーズ、後半に入りました。
第6回目の今回は、『自分との対話を大切にする』と題してお届けしていきます。
皆さんは、『自分との対話』と聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?
‟心の声を聴くこと?” ‟自分の望みを理解すること?” ‟自分の本当の気持ちを知ること?”
最近はSNSでもこのような投稿をよく見かけますよね。
実は『自分との対話を大切にする』ことは愛される女性にとって基礎の基礎ともいえる大切な事なんです。
では、なぜ自分との対話が必要なのか?それがどうして愛される女に繋がっていくのか…?
今回は、自分との対話を大切にするとはどういうことか、
どうしたら自分自身と素直に対話出来るようになるのか?について詳しくお伝えしていきます。
自分と相手の間に、程よい距離感を保つ
人間の悩みはすべて対人関係の悩みである(アドラー心理学より)というように、人との関係は私たちの人生に大きな関わりを持っています。
職場や学校、友人、ママ友、家族、恋人…など、たった一人の個人でも複数のコミュニティーに属し、誰かと関わって1日を過ごしている方がほとんどではないでしょうか?
人との関わりが多いからこそ、あなたがどんな環境にいて誰と関わっているのか?
は、あなたの人生を左右すると言っても過言ではないくらい、とても大きな影響を及ぼしています。
例えばあなたが、何事にもプラス思考で人の良い面ばかりを見つけてくれるコミュニティーの中にいたとしたら、あなたも自ずとそのような性格になっているでしょう。
反対に、すべてにおいてマイナス思考で、不平不満・愚痴・人の悪口ばかり言うコミュニティーの中に居れば、あなたの思考はマイナスに傾き、いつの間にか属している人たちと同じように悪口を言うようになっていくはずです。
人間の脳みそは、耳から聞こえてきた情報を基に思考をしていますが、それが自分自身の言葉なのか、他人が発した言葉なのか?は区別できないといわれています。
つまり、あなたがマイナスな発言をしようと、他人がマイナスな発言をしようと、
あなたの脳みそはそれらをすべてあなたの情報として認識しているということです。
このように、あなたがいる環境は、あなたが無意識のうちにあなたの人生に響いてきます。
もし、今いる環境がマイナス面が大きいと感じるならば、自分と相手との間に程よい心の距離感をとる事を意識してみてください。
(すぐに環境を変えることが出来るのなら、それがベストですが、それが出来ない方に向けて書いています)
話を聞いたり、適度に相槌は打ちつつも
心の内側でちゃんと距離感をとっていれば、相手の影響を100%受けずに済みます。
例えば職場で悪口ばかり言う上司がいた場合、「△△課の○○さんって、本当トロいわよね~。」という話題になったとしましょう。
その時、はっきりとその話題を断つことが出来ればいいのですが、そんな人は少ないと思います。
そんな時は、
「あぁ、この人はこう感じているんだなぁ。こう思うんだなぁ。」と客観的に第三者の目で見てみるのです。
一緒になって「そうですよね~、ほんとにイラっとしますよね!」などと会話をしてしまうと、脳みそはそれがあなたの意見だと認識してしまいます。
反対に、客観的に「この人はこう思うんだなぁ。」と心の中でつぶやき、共感するような返答をしないように心がければ、脳みそはあなたの意見として認識しなくて済みます。
このように、相手と自分との間に扉一枚挟んで分離して考える方法で、今いるコミュニティーの中でも波風立たせずに自分を守ることが出来ます。
そうすることで、相手の発言・言動に左右されず、『自分はどう思うのか?』をしっかりと考え自分の意思を持つことが出来るようになっていきます。
自分自身との距離感を大切にする
前項の『相手との間に程よい距離感を保つ』ことと同様に、自分自身との距離感も大切にしなければなりません。
自分自身との距離感って・・・?と思う方も多いかもしれませんね。
例えば貴方が、上司から理不尽なことで怒られた時。
怒りや悲しみの感情が沸いてくると思います。
・なんで私が怒られなきゃいけないの?
・なんでこんなことで怒られなきゃいけないの?
・なんで分かってくれないんだろう…。
叱責された後は、このように激しく感情を揺さぶられてしまう事でしょう。
しかし、だからといって、こちらも思うがままに感情的に反論するのは得策ではありません。
自分自身の感情を味わうことは、どんな感情であっても大切な事ですが、それがネガティブな感情の際は出来るだけ飲み込まれないようにするのも大切です。
怒りや悲しみの気持ちは、
・あ~、むかつく~!!
・嫌だ嫌だ
・あー悲しいなあ。。
・怖い…苦しい…。。
という気持ちを素直に受け止め、しっかりと味わいきったら(ここがポイントです!)
俯瞰的に自分の事を見てみましょう。(※しっかりと味わいきってから!というのは、きちんと感じ切ってからでないと消化不良を起こし、ずるずると感情に飲み込まれて負のスパイラルに陥るからです。ここでは一旦しっかりと負の感情を味わうことをお勧めします。)
斜め上から自分で自分をみるようなイメージで
・あぁ、私は今こう感じているんだな。
・あぁ、私は今こんな気持ちを持っているんだな。
・あぁ、私いま怒ってるなぁ。/悲しんでるなぁ。
と第三者の目で見てみるのです。
そうすることで、一旦、自分との間に距離ができます。
この少しの距離感があるだけで、自分の事を客観的に見ることが出来るため
冷静に次の行動を判断することが出来るのです。
恋人同士や夫婦になればなるほど、自分という存在を分かって欲しくて感情的なケンカや言い争いをしてしまいがちですが、
怒りの感情や悲しみの感情と、上手に付き合うのも愛される女性には必要不可欠です。
身体の声を聴く
あなたは、自分の身体の声をしっかりと聞いてあげられていますか?
周りの事や他人を優先して、自分の事を後回しにしてしまっていないでしょうか?
もし、心当たりがあるのなら1日5分でもいいので自分の身体の声を聴く時間を作ってみるといいでしょう。
・あぁ今日は首が痛い
・頭痛がひどい
・仕事頑張りすぎて眠い…
・肩こりがひどい…
自分の身体の声に気付くことが出来たのなら、それに応じたメンテナンスをしてあげましょう。
・ゆっくりお風呂に入る時間を確保して湯船につかる
・マッサージに行く
・しっかりと睡眠をとる
・1日何もしない日を作って、ゆっくり休む
日頃、家事や仕事で忙しい女性も多いことと思います。
しかし、だからこそ、時には意識してサボることも大切だと私は思います。
自分のために時間をとり、今の自分がどんな状態にあるか?を知ることはあなたにとってとても大事なことです。
自分自身の身体を大切にし、きちんとメンテナンスすることで
自分の身体ごと、丸ごと愛することが出来るようになっていきます。
心の声を聴く
身体の声を聴くことと同様に、心の声を聴くことも大切です。
例えば、気の乗らない友人からランチに誘われた時。
断るのも悪いし、とりあえず行っておくか…。と思いながら誘いに乗るのか
これともきちんと断るのか。
パートナーや恋人からの誘いも同様に、あなたの気持ちを優先して伝えることが出来ているでしょうか?
相手に嫌われたくない、面倒なことになりたくない、断ったら相手が可哀想…。と思うのは、いたって普通の事ですし、筆者もずっとそう思って生きてきました。
自分が少しガマンすれば、相手との関係がうまくいくと思っていたのです。
しかし、いくら頑張って自分の気持ちを誤魔化したとしても、その時だけはうまく回避できるかもしれませんが、最後の最後にはうまくいかないものなのです。
要は、一時的で、短絡的な対処という事。
人は、どんなにガマンして頑張っても、好かれる人には好かれるし、嫌われる人には嫌われるものです。
つまり、全員に好かれようとすること自体が無意味なのです。
あなたが、自分の心の声を無視してガマンしたり頑張ったりするほど、本来のあなたらしさが失われていきます。
ガマンで固められた偽物のあなたには、誰も魅力を感じることはありません。
人は欠点で嫌われ、欠点が魅力になるという言葉があるように、他人に会わせようとガマンや頑張ることをやめて本来の自分で堂々と生きることが出来た時、
あなたの魅力が開花し、輝く一人の女性として存在することが出来るでしょう。
自分との対話 まとめ
自分自身との対話というのは、はじめはよく分からないかもしれません。それほど、自分自身の気持ちや思いに蓋をして、他人に合わせて生きてきた証ともいえるでしょう。
しかし悲観的になることはありません。
今この事実を知ったということは、だからこそ、今この瞬間から自分自身の気持ちに気付いていけばいいということです。
自分との対話を続けていくうちに、自分の素直な感情を認め、自分自身の思いや考えを明確に認識できるようになっていきます。
そうすることで、ありのままの自分を認め、そんな自分に丸ごとOKを出せるようになっていきます。
自分で自分を認め、しっかりと自分の意見をもっている女性は芯があり強さを秘めています。それが魅力的な女性のオーラとなり、凛とした雰囲気を創り出しているのかもしれません。
内側から滲み出るオーラというのは、外見だけでは到底作り出せないほど人を惹きつけるものです。
そんな女性が愛されるのには時間がかかりませんよね。
あなたのハッピーな生き方のヒントになれば嬉しいです。
それでは、この辺で。
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